こんにちは。株式会社KABUWAKE代表の高井律明です。今日は、僕が会社を経営するうえで、ずっと大切にしている「評価基準」の話をさせてください。
取材や掲載よりも、ずっと嬉しいことがある
ありがたいことに、これまでお店が雑誌や媒体に取り上げていただく機会がありました。もちろん嬉しいです。認知が広がるし、スタッフも喜んでくれる。でも正直に言うと、それが「一番の評価」だとは、僕はまったく思っていません。
メディアに載ることは、結果のひとつに過ぎない。そう思っています。
僕が大切にしているたった一つの評価基準、それは「また来たい」
僕が本当に大切にしている評価基準は、ただ一つです。
「また来たい」と思ってもらえているかどうか。
有名な雑誌に載ったとしても、一度来て終わりなら意味がない。逆に、どこにも取り上げられていなくても、同じお客様が何度も足を運んでくれているなら、それは本物だと思っています。メディアは「知ってもらう」きっかけにはなる。でも「また来たい」は、お客様が下した正直な評価です。お世辞でも、忖度でもない。
リピーターは、僕たちへの正直な通知表だ
料理が本当に美味しかったか。スタッフの接客が心地よかったか。あの空間でまた時間を過ごしたいと思えたか——それが全部まとまって、「また来よう」という行動につながる。だから僕は、リピーターの数こそが、会社としての通知表だと思っています。
雑誌掲載の翌月だけ繁盛して、そのあとガラガラになるお店を、これまでたくさん見てきました。逆に、どこにも宣伝していないのに何年も愛され続けているお店も知っています。その差は、「また来たい」をどれだけ積み重ねてきたか、ただそれだけだと感じています。
スタッフにも、この基準を共有したい
この考えは、現場のスタッフにも伝え続けています。「今日来てくれたお客様が、また来たいと思えたかどうかを考えて動いてほしい」と。難しい技術よりも、この一点を意識できるかどうかで、接客の質はまったく変わります。
取材が来ることよりも、常連さんが「また来たよ」と扉を開けてくれる瞬間のほうが、僕にはずっとリアルで、ずっと嬉しい。これからも、その積み重ねを大切に経営していきます。
株式会社KABUWAKE
代表取締役 高井 律明