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お客さんへの手紙|僕たちが「また来たい店」であり続けるために守っていること

代表・メンバーブログ高井 律明
お客さんへの手紙|僕たちが「また来たい店」であり続けるために守っていること

こんにちは。株式会社KABUWAKE代表の高井律明です。今日は、少し違う角度から書かせてください。いつも来てくださっているお客さんへ向けた、手紙のつもりで書きます。

「また来たいな」と思ってもらえるお店であり続けること。それが、僕たちKABUWAKEが何よりも大切にしていることです。でも、「また来たい店」って、一体何で決まるんだろう、とずっと考えてきました。今日は、その答えとして僕が行き着いたことを、正直に話させてください。

「また来たい」は、料理だけじゃ生まれない

おいしい料理は、もちろん大前提です。でも、正直に言います。料理だけで「また来たい」という気持ちは、そこまで長続きしないと思っています。

食べて満足して、帰って、また食べたくなったらまた来る——それはもちろん嬉しい。でも、お客さんが本当に「あの店に行きたい」と思うとき、その理由って、もう少し別のところにあるんじゃないかと思うんです。

名前を覚えてくれていた。あの人がいた。なんとなく居心地がよかった。帰り際に、気持ちよく「ありがとうございました」と言ってもらえた。そういう、数字では測れない何かが積み重なって、「また行こう」という気持ちになる。僕はそう信じています。

僕たちが守り続けている、たった一つの約束

じゃあ、KABUWAKEとして何を守っているのか。いろんな言い方ができますが、突き詰めると一つです。

「目の前の一人を、大切にすること」です。

一見、当たり前のことに聞こえますよね。でも、これが本当に難しい。忙しくなると、つい流れ作業になってしまう。「今日のお客さんは何人だった」という数字になってしまう。一人の人間が、そこに来てくれているのに。

僕はスタッフに、こういう話をよくします。「来てくれるお客さんは、たくさんある選択肢の中から、今日うちを選んでくれた人や。それって、すごいことだと思わへんか。その一人を、ちゃんと大切にしてほしい」と。

居心地のいい店は、スタッフの状態が9割

もう一つ、正直に打ち明けたいことがあります。お客さんが「居心地がいい」と感じるお店って、実はスタッフの状態がほぼ全てを決めていると思っています。

スタッフ同士がギスギスしていたり、誰かが無理をして疲弊していたりすると、それって不思議と伝わるんです。逆に、スタッフが楽しそうで、お互いに気にかけ合っていると、そのお店の空気は自然とあたたかくなる。

だから僕は、お客さんに気持ちよく過ごしてもらうために、まずスタッフが気持ちよく働ける環境を作ることに、とても時間とエネルギーを使っています。これは、遠回りに見えて、実はいちばんの近道だと思っているんです。

「また来ます」という言葉が、僕たちの全部です

お客さんから「また来ます」と言っていただける瞬間、僕はいつもちゃんと嬉しいです。何年やっていても、慣れません。本当に、ありがたいと思っています。

うちのスタッフたちが、毎日現場でお客さんと向き合っている。疲れても笑顔で、細かいことにも気を配りながら。その積み重ねが、「また来たい」という気持ちを作っているなら——それほど誇らしいことはないと思っています。

来てくれるお客さんがいるから、スタッフが輝ける場所がある。スタッフが全力で向き合うから、お客さんに「また来たい」と思ってもらえる。この循環を、これからも大切に続けていきます。

これからも、あなたに選んでもらえる店でいたい

最後に、一つだけ。僕たちは「完璧なお店」ではありません。至らないこともあるし、まだまだ成長しなければいけないことだらけです。

でも、「目の前のあなたを大切にする」という気持ちだけは、絶対に手放しません。それだけは、約束します。

また、会いに来てください。お待ちしています。

株式会社KABUWAKE
代表取締役 高井 律明