KABUWAKE INC.

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10年後も残る飲食店をつくるために、僕が毎日意識している一つのこと

代表・メンバーブログ高井 律明

こんにちは。株式会社KABUWAKE代表の高井律明です。今日は、少し真面目な話をさせてください。「10年後も残る飲食店をつくるには、何が必要か」——この問いを、僕はずっと考え続けています。そして最近、答えはシンプルに一つに絞られてきました。

飲食店の生存率、知っていますか?

飲食店の廃業率は高い、とよく言われます。開業から1年で約30%、3年で約50%、10年後に残っているのはわずか数%——という数字を目にしたことがある方も多いと思います。もちろん数字には諸説あります。でも、「飲食業は続けるのが難しい」というのは、業界にいる僕自身が肌で感じていることです。

だから僕は毎日、自分に問い続けています。「うちは10年後、ちゃんと残っているか?」と。

長く続く飲食店に共通する、たった一つのこと

長年愛されている飲食店を観察していると、共通点があります。料理の技術でも、立地でも、SNSのフォロワー数でもない。「また来たい」と思わせる人がいる、ということです。

お客様が戻ってくる理由の多くは、「あの人に会いたいから」「あのスタッフがいるから」「なんか居心地がいいから」——そういう感情的なものです。味がよくても、雰囲気がよくても、関わる人間が魅力的でなければ、それは長続きしない。僕はそう確信しています。

だから僕が毎日意識しているのは、「人に誠実であること」です

スタッフに対して、お客様に対して、取引先に対して——誠実であること。これだけです。シンプルすぎて拍子抜けするかもしれませんが、これが一番難しくて、一番大切だと思っています。

誠実であるというのは、言葉にすると簡単です。でも実際には、忙しい日も、しんどい日も、腹が立つ日も、ちゃんと誠実に関わり続けなければいけない。毎日続けてこそ意味があります。

スタッフが「この会社にいてよかった」と思えれば、仕事に誇りを持てるようになります。誇りを持って働くスタッフは、お客様に誠実に向き合います。そのお客様がまた来てくれる。このサイクルが、長く続く飲食店をつくる土台だと思っています。

ブランドは、広告では作れない

飲食店のブランディングというと、ロゴやSNS、内装デザインの話になりがちです。もちろんそれも大事です。でも本質は違う。ブランドは、関わった人全員の記憶の集積です。

「あそこのお店、なんかいいよね」という感覚は、一回の体験だけでは生まれません。来るたびに「やっぱりいいな」と積み重なったときに、初めて「ブランド」になる。その積み重ねをつくるのは、毎日の誠実な関わりしかありません。

派手なキャンペーンをうつより、目の前の一人のお客様に誠実に向き合う。流行りのSNS施策より、スタッフ一人ひとりに真剣に関わる。地味に見えるけど、これが10年後も残るための一番の近道だと、僕は信じています。

「また来ます」の一言を、積み重ねていく

先日、何年もご来店いただいているお客様から「ここに来ると落ち着くんよ」と言っていただきました。料理を褒めてもらうのも嬉しい。でも、この言葉が一番嬉しかった。「また来ます」という言葉を、一つひとつ積み上げていくこと——それが僕たちKABUWAKEのやることだと思っています。

10年後、20年後に「あのお店、まだあるね」と言ってもらえるために。今日も、目の前の人に誠実でいようと思います。

株式会社KABUWAKE
代表取締役 高井 律明