こんにちは。株式会社KABUWAKE代表の高井律明です。今日は、ちょっと嬉しかった話をさせてください。先日、同業の飲食店の方と話す機会があって、こんなことを言われたんです。
「KABUWAKEって、なんか違うよな。」
その一言が、すごく刺さりました。
飲食業界の中で「ブランディング」を考えはじめたきっかけ
正直に言うと、以前の僕は「うちらしさ」を言葉にするのが苦手でした。やっていることに自信はあったけれど、それを他人に説明しようとすると、どこかぼんやりしてしまう。「アットホームな職場です」「お客様第一です」——どの飲食店だって言えそうな言葉しか出てこなかった。
でも、同業者にそう言われた瞬間、ようやく気づいたんです。僕たちがずっとやってきたことは、実はちゃんと「個性」として外から見えていたんだ、と。
「従業員に焦点を当てる」——これが、僕たちの軸だった
改めて整理してみると、KABUWAKEが他の飲食店と一番違うのは、経営の焦点をお客様より先にスタッフに当てていることだと思っています。
誤解してほしくないのですが、お客様をないがしろにしているわけじゃない。そうじゃなくて、スタッフが誇りを持って働ける環境を先に作ることで、結果的にお客様が喜ぶ体験が生まれる、という順番を大切にしています。
スタッフの育て方、還元の仕方、教育への投資——こういうことを、飲食業界の中でここまで本気でやっている会社が少ないから、「なんか違う」と感じてもらえたんだと思います。
言語化できた日、ブランドが生まれた
同業者にそう言われてから、僕はスタッフたちと改めて「うちらしさって何だろう」という話をしました。いろんな意見が出た中で、一番しっくりきたのはこんな言葉でした。
「ここで働いていることが、ちょっと自慢できる」
これです。これがKABUWAKEのブランドだ、と思いました。派手な看板でも、バズった料理でもなく、スタッフが自分の職場を誰かに話すときに胸を張れる——そういう会社であり続けることが、僕たちの個性なんだと、はっきり言語化できた瞬間でした。
個性とは、ブレずに積み重ねることで生まれる
飲食店のブランディングというと、ロゴとかSNSとか、目に見えるものに目が行きがちです。でも本当のブランドって、毎日の判断の積み重ねだと思っています。スタッフの意見を聞くか無視するか。利益が出たとき、どこに使うか。困ったスタッフに、どう向き合うか。
そういう選択を繰り返してきた結果が、同業者の目に「あの店は違う」と映ったんだとしたら、それは本当に嬉しいことです。
これからも、ブレずにやっていきます。言語化できた分だけ、もっと強くなれると思っています。
株式会社KABUWAKE
代表取締役 高井 律明